リサイクル分取液体クロマトグラフ  (コンポーネント方式分取システム構築への提案)

コンポーネント方式リサイクル分取システム構築への提案

般にはリサイクル分取システムはメーカよりセット販売されているのが現状ですがもし必要性が出てきた場合従来使用してきたポンプ、検出器など利用してシス
テムアップを考えられる方は稀です。
大きな原因はこれまで特定のメーカが本体、カラム含めセットで供給してきたため
あえてバラバラでの調達を考えなかった又はその必要がなかった と思います。
今回あえてコンポーネント方式の提案は、従来ご使用されて来たポンプ、検出器
などの有効利用と新応用分野へのご紹介です。

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上図はコンンポーネント方式のシマムラテック社製 リサイクル分取システムですが、
① ポンプ
 リサイクルボックス
③ 示差屈折率検出計(RI検出計) YRD-883
④ インジェクタ-
⑤ パソコーダ-(データ記録・処理・外部のフラクションコレクタ等入出力)
⑥ パソコン

例えば既存の設備で分析用ポンプ、RI検出器等があればリサイクルボックスを付加することにより分取リサイクルシステムにシステムアップが可能です。
このリサイクルボックス RLC-10は、サンプルがカラム、検出器を経由しポンプ戻すためのものですが案外この独立したこの様な機能はこれまで国内販売されてはおりませんでした。機能としてはリサイクルのON・OFFのボタンによる切換、フラクションのON-OFF、排出口等で構成されています。
この場合送液ポンプは少なくとも5ml~10ml/minの送液能力、RI検出器は分取セルに交換または分取専用RI検出器、記録計はペンレコーダがあればOKですが、ない場合は当社推薦のパソコーダ及びPCを付加、他インジェクターを分取用にすれば完成です。なお分取用検出器は耐圧等考慮しまとShimamuratech製RI検出器が最適です。RI検出器は過去OEM供給でリサイクル分取システムメーカに大量供給に実績があり信頼できます。
他社RI検出器に関しましてフローセルの耐圧に関しそのメーカに問い合わせ頂け連絡頂ければリサイクルに使用可否は判断できます。

リサイクル分取システムにパソコーダーを付加することにより普通のでデータ記録・処理だけでなく下記事項が可能になります。

① リサイクル分取シュミレーションソフト
 何回リサイクルすれば分取可能かをリサイクルの初期段階で判断出来ます。
② 混合溶媒最適比率計算ソフトによるリサイクル分取における溶媒の最適混合計GPCカラムではなくシリカカラムと混合溶媒クロロホルム/ヘキサンの順相系でポリフィリンの分離分取がリサイクルクロマトで可能ですが、溶媒の最適混合比率を算出することにより大幅な時間短縮が可能になりました。

 

 

分取液クロ自動化の勧め

分取液クロにパソコーダー(リサイクルシュミレーションソフト及び最適混合比率計算ソフト等利用する)とフラクションコレクタを接続することにより長時間によるリサイクル分取クロマトから自動分取まで可能になります。